細田あずみさん講演 ろう染伝統文化紹介

シアトル・アジア美術館が行う講演シリーズで15日、ろう染作家の細田あずみさんが自身の作品とともに日本の染めの伝統文化を紹介した。 
 当日は染めの歴史や工程を紹介。ボランティアが舞台に立ち、細田さんの作品を披露した。タコや建物など斬新なイメージを取り入れた作品に出席者は大いに興味を引かれたようだった。細田さんは、「伝統的な染めの世界では、女性作家はまだまだ少ない」と話す。長く閉塞感のあった伝統文化の世界で、着物の海外進出と合わせ、新たな可能性を模索する。
 細田さんの作品は地元ギャラリーのKOBOでも展示された。
 シアトル・アジア美術館は来年春から約18カ月の増設、改築工事のため閉鎖される。現在の建物は1931年にシアトル美術館として開館。同館が1991年にダウンタウンに移転後、94年にアジア美術館として開館し、現在に至る。 
(記事・写真 
= 佐々木 志峰)