地元墨絵アーティスト 支援団体30周年を記念

地元墨絵団体「ピュージェット湾墨アーティスト(PSSA)」が設立30周年を迎え、タコマ公立図書館で記念展示会「Ink Play: Celebrating the World of Sumi」を開催している(写真英語1面)。
 1986年、日本や台湾など、墨を使った芸術作品を扱う関係者によって立ち上げられ、ピュージェット湾地域から参加アーティストは80人以上に上る。30年間の活動では、ワークショップや展示会、墨絵教室もあり、会員の技術も大いに向上した。今回の記念展示会でもいかんなく披露されている。団体ウェブサイトによると、3年に1度、会員は京都国際文化協会のイベントに出展しているという。 
 8日には30周年を祝い関係者が集い、団体発足者の1人で今回の展示会作品の審査を担ったフミコ・キムラさんから作品表彰が行われたほか、訪問者にデモンストレーションが披露された。
 アイダホ出身で二世のキムラさんは第二次世界大戦時を含めた7年を日本で過ごした。美術教師から学んだ日本画に影響を受け、墨絵に携わっている。「墨と書の芸術にある平穏な美と伸びやかな力強さを備えた墨絵に感謝したい」と語り、30周年の活動を振り返った。
 展示会は11月12日まで。詳しくはhttp://sumi.org/pssa/まで。 
  (佐々木 志峰)