医療にもいかされる書の心 門馬さん書道展、東ギャラリーで

東ギャラリーで書を実演する門馬さん。

書道家で統合医療専門家の門馬登喜大(もんま・ときお)さんによる書道展がパイオニアスクエアの東ギャラリーで始まった。初日の3日には、書道を通じたセラピー実演会が行われ、日本文化や書道に興味のある人々が多く集まり大盛況だった。
 
門馬さんは書道家でありながら、統合医療の第一人者としても活躍。その中で「病は気から」、「医食同源」という言葉を繰り返し訴えている。門馬さんによると、病気にならないためにはたくさん笑い幸せでいることが一番大切で、基本的な事として食も同様で非常に重要だという。
 
「病は気から」に関し、近年の研究で注目され、科学的にも証明されつつあると語る。現代人は体調が優れないと薬に頼りがちだが、その前に食生活を見直すべきで、それによって改善されることも少なくないと説く。
 
その一環として、書道を取り入れることで心を整えようというのが書道セラピーだ。字のうまい下手は関係なく、人それぞれに必要な文字、核となる言葉があり、それを毎日筆を使って書くことで心が澄まされていくという。夢や目標があれば、それを真剣に毎日書くことで体中の潜在意識に働きかけられ心身が整っていくという。
 
実演会では展示されている漢字に興味を示し、一つ一つの漢字の説明を熱心に聞き入っている人も多く見られた。自分の名前を漢字で表現してもらい、感激する訪問者もあった。門馬さんの個展は29日まで開催中。

(記事・写真 = 新村 祐斗)